アカデミー 1/72 B29A(製作①)
南智舒です。
今回作ってるのはこいつ。
アカデミーの1/72 B29Aです。
流石にでかい。絶望的にでかい。四式戦と同時進行で作ってるんですけど、まじでサイズ違いすぎて縮尺違い疑うレベルです。
それでは早速組んでいきます。
まずはインテリア。
素組ですが結構いい感じです。それにしてもコックピットが広くて驚かされますね。
次。主翼です。
こんな感じでフラップが分割されて成形されてます。
せっかくなんでフラップ開状態で製作することにしましょう。
まずはプラ板で蓋をしときます。
主翼側はとりあえずこれで基本成型終わり。
フラップにはこの上にエポパテ盛っていきます。
盛りました。かなり歪な形なので、固まったら削って更にパテを盛って形成しなきゃいけません。ちょっと面倒。
今日はここまでです。補足ですが現状合いは良好です。
それでは。再见!
ハセガワ 1/72 四式戦 疾風(製作①)
南智舒です。
今回は疾風作ります。
古いけど安いキットです。
コックピットもしょぼいので一瞬で十文字に組み上がります。これくらい楽なのが好きですね、僕は。
はい。
もうかっこいい。疾風大好きです。
キットは凸モールドなんでスジボリしていきます。
ちなみに今回はB29と同時進行で組んでます。そっちも見てね
それでは。再见!
レベル 1/72 He177 グライフ(製作・完成)
南智舒です。
いきなりですが。
レベルのナナニイグライフ、完成です。
1/72で全長30.3cm全幅43.2cmになります。
デカって思うか、そこまでデカくはないかって思うかの閾値ってここら辺じゃないですかね?知らんけど。
サンニイとかジェット爆撃機をよく作る人にはちょっと物足りない大きさかもしれません。ちなみに僕の積みの中で一番でかいのは1/72 BV222ですかね。6発飛行艇ってだけあって流石にでかいです。ていうかあれ大戦機の中では2番目のデカさとかだった気がします(ガバ知識)。
余談ですがグライフはDB605エンジン2機を連結したDB610エンジンを2機積んでるので4発機扱いらしいです。機体サイズはB-17とかランカスターとかと対して変わらないんですよね。スタイリッシュだしぱっと見双発機だし、せいぜいJu88より一回り大きいくらいに見えません? 実際はFw190が1機分くらいJu88より縦横に長いんですけどね。
上層部はこれで急降下爆撃やろうとしてたみたいですけど……モル○ネキメてんのか?
諦めて懸命では? B-17サイズの機体が60度で急降下してきたらちびっちゃうかもしれない。
はい。キットレビューしまーす。
まずキットの説明から。
このキットは2018年発売のRevell製1/72 He177 A-5です。フリッツX付きで嬉しい。
NEW
嘘です。いや必ずしも嘘ではないか。
このキット、実は2000年製の金型をパッケージ(とデカール)替えて売ってるだけなんですよね(参照: scalemates)。
とは言ってもレベルの20年前のキットなので普通に設計はまぁまぁいいから、許す!
レベルはモールド綺麗だし基本的に合いが良いので優良メーカーです!
……嘘です。
レベルくんって小物苦手だよね……どうして……
まぁ小物はまだいいんだ。合わなければ省略しちゃえばいいんだし。
ただしクリアパーツ テメーはダメだ
なんだァ? てめェ……
ドイツではプラの原料にスクロースが使われてんのか??
どうでもいいけど僕はコーヒーに砂糖だけ入れるのが大嫌いで、ブラックコーヒーか甘甘カフェオレしか飲まないって決めてんだよ。氷砂糖なんていらんから。
ていうわけでキット総括すると、
『基本設計・デカール良し、小物や組立説明書に不安あり、クリアパーツ劣悪』
でした。
ぶっちゃけ軽々しくおすすめしたくはないキットなんですけど、いかんせんグライフはまともなナナニイのキットが(多分)これしかないんでしょうがないです。
つっても組み上がればかっこいいので、少なくない時間をこいつに吸われてもいいっていう人はぜひ組んでみてください。
では製作記に移りましょう。
今回はブログ開設が遅かったので完成記事と製作記まとめちゃったけど、これからは分けていきたいと思ってるよ!!!!
①内装
NO IMAGE
写真撮るの忘れた。ごめんて
適当にグレー塗りたくって終わり。
②組み立て
メザシ状態。合いがよかったので一安心でした。
上部の1個目と2個目のおできの間にプラ板で埋めた後がありますね……?
パーツが吹っ飛んだからです。
あとはクリアパーツの透明度が上がっているのがお分かり頂けただろうか?
スポンジやすりの320〜2000番で磨いて、ラプロスで磨いて、タミヤコンパウンドの粗め〜仕上げで磨いて、セラミックコンパウンドで磨いたクリアパーツ、高くつくぜ……
本当はコーティングポリマーまでやりたかったんだけど予算の都合で断念した。金、くれや。
翼を授けた。
ところで僕はレッドブル派ですよ。味はピンクのモンスターが一番好きだけど。
すでにかっこいいね
③塗装
最初にサフ吹いたけど写真撮るまでもないかなって思って撮んなかった。反省しています。
ていうわけで早速本塗装です。
はい。
背景きったねぇ、申し訳ないっす。
この艶感もいいかもってなって思った。
でもこれ一応RLM70/71迷彩のつもりなんだけどなんか違うんだよな〜って。
ぶっちゃけこの2色よく分からんので(MRカラーみたく黄色っぽいのか、それとも青っぽいのか、青っぽいって言っても彩度どんなもん? などと)個人的なイメージを持ってくる感じになると思うんだけどね。適当にありあわせの塗料でベチョっと調色してドバッと塗ったんだけどなんか“違う”感ある……無いすか? いや分からんが……
今になって思うとRLM70はもっと死んだ色の方が良かったなって思います。
まぁどうでもいいですけど。
この段階で気をつけたのは退色吹きですかね。
退色表現はほとんど分からないくらい薄っすらと吹いてます。
なんでかはすぐ後で書きます。
さて、次はうねうね迷彩?グニャグニャ迷彩?(正式名称は何?)です。
クレオスの0.2mmハンドピース使いました。左翼端から書き始めたんでその辺りが一番下手です。左翼発動機付近とか胴体部塗ってる時が一番エアブラシの調子が良かったかな。
で、さっき退色薄くした理由ですけど、ここにあります。
濃くすると、この迷彩吹いたときに面が煩くなっちゃうと思うんですよね。––––いや、正確に言うと繊細な退色表現すれば全然映えるとは思うんだけど、ナナニイだし。めんどいしこんなもんでいいでしょ(適当)
迷彩の塗装が終わったら塗装剥げ描き込みとデカール貼りです。
銀はかなり細かく控えめを心がけて面相筆で描き込みました。赤破線のデカールはとにかく貼りにくかったけどデカールの質はめっちゃよかったです。ハセガワみたいなデカール本当に苦手なんでありがたかった。
それが終わったらやっと墨入れです。
僕の墨入れモットーは『うっすらくっきりと』です。
どういうことかって言うと、『パネルラインやリベットは潰してはいけない。とは言っても目立たせすぎてはいけない』ってことです。モールドは適宜掘り直して細く深くすることにしてるので、場合によっては墨入れはいらないかなとも思っています。今回は下面を黒、上面をグレーで墨入れしました。
最後は艶調節。
普段はあまりしないんですけど、何しろ面がでかいんでいい感じの味付けになるかなって思ってやりました。まずは缶で半光沢吹いて、マスキングゾルでリベットライン残してマスクして、艶消し吹きました。お手軽。
はい塗装編終わり!
④完成
排気汚れ描いて脚つけて空中線張って完成!!
今回はかっちりめ仕上げでした。
クリアパーツだいぶマシになってると思う!(重要)
グライフば〜りかっこよか〜〜
書き忘れてたけど、エンジン横の空気吸入口(?自信ない)は地味に手間かかったとこです。キットのままだと仕切りが短すぎて悲惨だったので、削ぎ落としてからプラ板で長い仕切りを作り直しました。苦労の甲斐あって斜めから見てもしっかり奥まで隔てられてていい感じ。
キット付属のフリッツXも凶悪な感じでてていいね。
この角度からだと艶の違いがわかりやすいですね。
すらっとした主翼がかっこいい。
後ろから。グライフは後ろから見てもきれい。後ろからだと4発重爆らしからぬ整った細身の胴体が映えるね。
ちなみに下から見ても横から見てもきれいですよ。写真は貼らないけど。ぜひ作って自分の眼で見て欲しいな〜!(写真撮るのが面倒だっただけ)
そういえば前述の吹っ飛ばしたパーツですけど、クリアランナーから削り出して無事ごまかせませた。上面前部の水滴状のパーツがそれです。
【完成】
— 紀伊宿 (@xenon_city) 2020年8月26日
Revell 1/72 He177 A-5 ”Greif” (2018)
滑らかでスマートな胴体からスラリと伸びる主翼が美しい。
20年前のキットのデカール換え版らしく、メンテナンス不足からかクリアパーツの品質が悪かったが、それ以外は概ね組みやすかった。完成すると30×43cmあるので若干邪魔かも。フリッツX搭載機。 pic.twitter.com/Vpxqym4gkA
はい、というわけでレベルのナナニイHe177でした。
なんだかんだ言って形にはしやすいしいいキットだったのかなって思います。ちょっとおすすめです。
ちなみにこのページ全部で3338字でした。馬鹿?
今度からはちまちま更新していきたい……
それでは。再见!
過去作まとめ
初めまして。南智舒(さとのぶ)です。
プラモ作る大学生兼シャニPです。飛行機模型作ることが多いです。よろしくお願いします。
自己紹介がわりの過去作貼るので見ていってください。
①Airfix 1/48 シーフューリー
高2の時の作品ですね。当時持っていた技術を結集させて組み上げた渾身の作品です。この作品以降現在の僕の作風が定まったと言ってもいいでしょう。
キットはエアフィックスの新しいキットで、相変わらずモールドは一級品とは言えませんが、アウトラインは非常に美しいし、パーツの合いも良好。良いキットだと思います。おすすめです。不満があるとすれば、キット付属のマーキングがショボかったことくらいかな……? 仕方がないのでマーキングは全て塗装しました。
これは僕にしては珍しく筆塗りで仕上げた作品です。高3の夏休みに勉強に飽きたので短期決戦で製作しました。
まずアクリジョン・ベースカラーのイエローを下地に塗り、その上に水溶きアクリルで塗装、乾燥後に1000番ヤスリで軽く表面を研磨して下地を露出させました。アクリジョンの強力な塗膜と粒子の粗さから生じる塗面の凹凸のおかげで、米海軍機や海兵隊機にありがちな下地露出表現が簡単にできます。おすすめです。
まーたヨンパチかよ!
ごめんなさいヨンパチが一番丁度良くて好きなんです……
受験後第一作目です。合格発表直後から作り始めました。思い出の一品。
キットはオータキの古い金型のもの。合いは可もなく不可もなくって感じでしたが、前面のリベットモールドが気持ち良くて好きです。塗装はヘアスプレー技法で剥がしました。加減間違えたので今後は気をつけます。
④ファインモールド 1/72 R2Y1 景雲(架空空自仕様)
景雲ってスマートな見た目してるし、野暮ったい濃緑色迷彩よりグレー系迷彩の方が合うくね〜? て思って作ったやつ。
キットの感想は特にないです。素直ではないけど全然楽に組めます。重り足りなくて尻餅ついたので気をつけてください。ちなみに相当ガチガチに詰めないとダメっぽいですよ。
⑤Eduald 1/72 MiG-15bis
プレミアムミラークロームっていう、ガイアから出てるなまらエクスペンシブ・塗料を使ってみたかったのでその実験台になってもらったやつ。
せっかくなんで塗料レビューしようかな……。端的にいうと、プレミアムミラークロームはめちゃくちゃ粒子が細かくて溶剤が強い塗料です。下地の処理が甘いとー例えば6000番で磨いただけだったりするとー、容赦なくヘアラインが浮き出てしまうので、下地が一番大切ですね。逆に言えば、わざと甘く処理してヘアラインを出すっていう表現も取れます。賢く使いたいですね。
ちなみにエグいくらい“ミラー”です。顔写ります。ギンギラクロームはMiGの雰囲気に合わなかったので、クリアー吹いてギラつきを抑えて完成。キットはエッチングパーツや細かいモールドのおかげで高解像度仕上がりになります。細かいわりに合いがかなり良くて組みやすいので、おすすめです。
⑥Zvezda 1/72 Mi-24P
臓物つきキットだったので、配線等追加してディテールアップ。めっちゃかっこいい。おすすめです。
ただ!ズベズダ!
なんでズベズダはこんなに機体表面を梨地にしてしまうの……??
梨地修正のために筋彫りが逝くので毎回掘り直してるけど、本気でだるいのでなんとかしてほしいわね……
こんな感じです。月1〜2くらいで更新できるといいな。
それでは。再见!